会長挨拶

2017年のあいさつ
会長

工学院大学校友会 会長
田中 英生



皆さん、こんにちは、会長の田中です。
いよいよ平成29年度が始まりましたが、昨年度一年間の校友会活動の総括をこのホームページをお借りして校友の皆さんにお知らせしたいと思います。
それをもとに結果の良かったものはより良く工夫し、結果が期待通りではなかったものは別のアイデアを考えて又やって見る事で今年度の活動に繋げて行きたいと思います。
世の中の政治や経済の動きもさることながら、我々校友会にとって一番大きな動きは学園の憲法であります寄附行為の大きな改正があった事と言ってよろしいかと思います。
これは今後も続きます少子化などを背景に、適者生存と言う社会情勢に対応した更なるガバナンス強化に重点を置いた寄附行為の抜本的な見直しであります。
具体的には、理事会や評議員会の構成規模のスリム化や、学長の選任方法、などなど、理事会は意思決定機関、評議員会は重要事項についての諮問機関と言う役割の明確化が反映されております。
何よりもこれからの工学院大学の在り方をさらに明確にし、新しい時代に存続する工学院大学独自の運営ノウハウが盛り込まれたものである事は言うまでもありません。
我々、校友会もそれに呼応して、過去、寄附行為との連携が不十分であった部分なども含めて見直しをし、定款や諸規則を改廃致しました。
この作業によって、今後いよいよ学園との連携が取れ、一体感が増し、校友会活動の意味が濃くなる訳であります。
また、2年前にわたくしは「校友会の更なる活性化に向けて」と言う目標を掲げ、出来るだけ多くの校友の皆さんが校友会活動に参加して頂ければ、定款の二つの目的が同時に叶うのですと、機会があるたびにお話しをさせて頂きました。ここでは、こうした大きく変化する環境の中で、これらを踏まえながら、校友会の6つの部が更なる活性化に向けて1年間進めてまいりました業務について、お話します。
ご存知のように、各6部の業務分掌に則りました業務は、いずれも粛々と行われておりまして、タイムリーにホームページ、校友会報、同窓会誌などを通して皆様に伝わっていると思いますので、その部分は割愛させて頂きます。

まず総務部ですが、冒頭でも申し上げましたように、学園の新しい寄附行為と校友会の定款がきちんと連動するようにいくつもの規則を改訂し、新しい規則も作り、合わないものは廃止し、現在それに準じて業務をほぼ終えました。既に進行中の新しい代議員選挙制度を始めとして、学園の評議員会や理事会への校友評議員、校友理事の選出などが新ルールに沿って実施されております。
改訂しました、作りましたと簡単に申し上げておりますが、これが始めて見るとなかなか厄介な作業でありまして、総務部の皆さんが大変ご苦労されました。

次に財務部でありますが、大きなテーマはここ数年間の慢性的なプール金の取り崩しの回復策と、安定的かつ潤沢な財源確保による財政の健全化であります。
使える予算の範囲内で収支を成り立たせようと言うような消極的な施策では更なる活性化は望めない訳でありまして、より広く校友の皆さんのお役に立つ活動をして行く為には、それに見合った十分な原資の確保が必要であります。
更には、学園への継続的な高額の寄附が可能な体質についても検討しています。
勿論この中には皆様への更なる維持協力会費のお願いまで含まれておりますが、趣旨ご理解頂きまして更なるご協力をお願いする次第であります。

広報部につきましては、校友会報やホームページの充実は勿論でありますが、卒業後になかなか校友会に足を向ける時間のない社会で活躍しておられる校友の皆さんが、もっと校友会を通して交流を図れるような新しい場作りも検討しています。
我々内部では、校友会サロンとか校友会異業種交流会などと仮に呼んでいますが、異業種間の交流やビジネス情報の交換、校友キーマンたちの学園との交流の場としてまとめられたらいいと考えています。
又財務部の欄でも申し上げていますが、財政健全化の一助として、校友会報やHPの更なる充実による広告収入のアップ、新しい収益事業の可能性など種々検討しております。
新しい事業なども検討する主管部門として、人材の配置も致しました。

同窓会組織部につきましては、「新春の集い」をはじめとし、各種イベントの更なる大型化、内容の充実による集客の拡大を進めております。また最近の技術革新はご存知のように、単に機械とか電気とかの範囲を超えた人工知能などを含む幅広い技術分野の融合技術であり、目覚ましい進歩をしています。校友会でも各同窓会同志の壁を低くして、もっと何か新しい形の横の一体感を出す施策も進めています。

次に、支部組織部についてですが、昨年も各支部のイベントが大変盛んでした。関西、東北、湘南などの各エリアでの支部合同による動員数のアップなど、支部の更なる活性化が結果を出しつつあります。
また、個々の支部の活動ですが、昨年5月にありました熊本地震の際の熊本県支部の段ボールハウス設置への協力、秋田県で行われましたソーラーカーレースでの秋田県支部による支援、同じく昨年8月に八王子校舎でありました科学教室への西東京支部、愛知県支部などによる出店協力など、学生さんとの交流促進や、工学院大学校友会を広く知らしめると言う意味で評価して頂けるものと思います。
極めつけは、今年の9月にあります全国大会・北海道大会の開催であります。これは北海道支部主催、校友会支部組織部全面支援によります3年に一度の校友会最大のイベントであります。順調に申し込みを頂いておりますが、まだどうしようかとお考えの皆さん、ご存知の方も多いと思いますが、9月の北海道は最高です。奥様と、ご家族と、あるいは仲間の校友さんと是非参加してみては如何でしょうか。

最後に学園連携部です。学園連携部の役割は文字通り学園と連携して学生、生徒、教職員、ご父母の皆さんの活動を支援、交流する事が目的ですが、校友会からの学園、学生さんへの各種支援の姿をもっと知って頂こうと言うキャンペーンを、科学教室やホームカミングデーなどの学園のイベント、校友会のイベントなどを通して展開中であります。学生の皆さんや卒業して間もない若い皆さんに校友会が今以上に認知され、世代間のつながりが太く濃くなって行く事を期待しております。
また、貴重な社会経験をお持ちの校友の皆さんを人材として登録し、学園のニーズに応じてお役に立てないものかと言ったアイデアも議論しています。
こう言った事の積み上げによって、いよいよ校友会の幅広い一体感が強まって行くと思います。

以上、6部の活動を抜粋してお話をしましたが、これが昨年度一年間の校友会活動のまとめであります。 そして、今年はこの結果を踏まえ、うまく行ったものは更に伸ばし、思ったような結果が出なかったものは、皆さんの知恵を集めながら次のアイデアを考え、一年間頑張って見たいと思います。
さて、校友会活動の原点と言いますと、校友の皆さんに長きに渡って安定的に定款の目的に沿った活動を提供して行く事であります。
それには人・物・金がバランスよく必要でありますが、特にその中で人の部分がかなめであります。
一昨年、長い議論の結果、役員定年制を導入致しました。この目的はご存知のように、若い皆さんが校友会活動に参加し易い環境を作ろうと言うものでしたが、長い貴重な経験をお持ちの役員さんの中に定年を迎えて、お辞めになる方はおられるのですが、その後継者となってくれるはずの若い方の参加が少々予想とずれてしまいました。
まだまだ、校友会はやりたい事が沢山あります。
これをお読みの若い皆さんからも、少々お年を召した皆さんからも校友会活動への参加を期待するものであります。
いつもの事ながら、最後はお願いになってしまいましたが、愉快な充実した一年間にして行きましょう。最後までお読み頂きましてありがとうございました。

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